CMC世界大会を17年ぶりに開催

 2019年5月12日・13日の2日間にわたり、日本では2002年以降17年ぶりとなるCMC世界大会【Festival Mondial de la Coiffure 2019】が開催され、世界各国の理・美容師たちがこれまで磨き上げてきた技術を国境・国籍を越えて競い合いました。

参加国は日本・韓国・イタリア・フランス・ドイツ・ベルギー・ルーマニア・ウクライナ・ロシア・ポーランド・ギリシャ・フィンランド・トルコ・チュニジア・エストニアの計15か国にも上りました。

 初日はル・トーア東亜美容専門学校において外国人選手の登録ならびにモデルオーディションが行われ、各国の選手たちが大会当日に向けて着々と準備を進めました。夕刻には歓迎レセプションが開かれ、藤井 静児(CMC活動会長)ならびにAntonio BILANCIO(CMC世界会長)のあいさつの後、Tony BASATO(CMC副会長)の乾杯の発声で歓迎会がスタートし、世界の仲間達との交流を深め合いながら今大会の開催の喜びを分かち合いました。

 

 翌13日には場所をエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)において世界大会種目個人戦ならびに団体戦が行われました。個人戦では【GRAND PRIX ELEGANCE(Soiree)】【DERAM OF SPRING DAY(Marie)】【CUTTING&BENDING MEN’S】【CUT&BENDING LADIES’】【OLD SCHOOL】【RAZOR FADE】【Techinical Hairstyle BY NIGHT】【Techinical BRIDAL STYLE】の8種目の競技が行われ、下記の結果となりました。

 また団体戦には、日本・韓国・イタリア・フランス・ドイツ・ルーマニア・チュニジア・ギリシャの8か国がエントリーし、それぞれの国らしさを表現した見事なステージを披露。会場を大いに湧かせました。団体戦ステージに引き続き平瀬佳映(CAT日本技術委員会委員長)ならびに山谷成芳(CAT日本近畿特別区統括委員長)によるCAT日本代表ステージが行われ、日本の美容界の技術力の高さを世界へ発信しました。

 世界大会終了後、場所をスイスホテル南海へと移し、ガラパーティーが開かれました。ガラパーティーでは藤井 静児 活動会長・Antonio BILANCIO 世界会長の挨拶の後、乾 桂二 様(株式会社コワフュール・ド・パリ・ジャポン)の乾杯のご発声で華やかな時間がスタート。各国選手たちはお互いの健闘を讃え合いました。