CAT JAPAN


CATとは、Confederation Artistique et Techniques de la Coiffureというフランス語の頭文字をとった略称で「セー・アー・テー」と読み、日本では「美容理容芸術技術協会」と訳されています。

日本では1966年フランス美容理容芸術技術協会日本(CAT日本)として発足しました。 会長にル・トーア東亜美容専門学校校長である藤井妙子、最高顧問に同じくル・トーア東亜美容専門学校前理事長である藤井士郎が就任し、フランソワ・マニアン氏が目指した目標、意志を受け継ぎ、若い美容師・理容師の育成活動を広め、本部のある近畿地区を中心として1975年の徳島支部開設を皮切りに、中部地区、関東地区、九州地区へと組織拡大を進めてきました。

1984年、第1回CAT日本大会を開催。以来毎年世界大会出場への選抜大会も兼ねて続けられ、1986年には20周年記念大会が大阪城ホールにて行われました。

1990年、CAT日本25周年記念事業として念願であった世界大会を日本に誘致し、時を同じくして行われていた「花と緑の博覧会」会場と大阪ホールをメイン会場として、世界各国からの美・理容師200名を含み、1000名を越す参加者を集め、2日間に渡り華々しく開催しました。CAT/CMCにおける日本の立場も年々向上し、世界大会においても団体競技でゴールドメダル、個人競技でも数々の優勝者を出すなど目覚しい成績を上げています。殊に1989年、フランスのカンヌで行われた世界大会では、最高のメインステージであり、それまではフランス人しか出演していなかったガラステージに会長(現在顧問)藤井妙子が出演し、個人の最高位であるオスカーを授与され、また大会常任審査員の責を担うなど、CAT日本は現在では世界組織の中でなくてはならない存在となっています。

2002年、12年ぶりに世界大会を日本に誘致。「CAT美容理容芸術技術協会日本(CAT日本)」と改め、会長に学校法人藤井学園理事長 藤井静児、顧問にCAT会長 藤井妙子が就任。以下をCAT日本綱領とし、美・理容界の発展と、日本の美・理容界が世界に繋がる大きなパイプとして全うするため、日々努力しています。